北海道病害虫防除所
北海道立総合研究機構
平成17年、上川農試ほ場および現地農家みつばほ場2か所ですくい取り調査を行い、ヨコバイ類の種類および発生消長調査を行った。捕獲されたヨコバイは全てヒメフタテンヨコバイMacrosteles
striifrons Anufrievであった(雄成虫総数50頭,市田忠夫氏同定)。捕獲個体数は8月下旬以後増加し、10月以後は低温による暗色型個体が確認された。道内では、平成11年にみつばでファイトプラズマによるみつば天狗巣病の発生が報告されているが、媒介昆虫である本種の同定は道内では初めてである。
(上川農試・上川農業改良普及センタ−大雪支所) |
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