北海道病害虫防除所
北海道立総合研究機構
平成18年、広食性害虫であるアシグロハモグリバエLiriomyza
huidobrensis (Blanchard)が多発生した伊達市において、大豆・小豆・みずなで本種による被害が初めて確認された。大豆に対する加害は、恵庭市においても認められた。大豆・小豆に対する加害はてんさいやばれいしょにおける被害ほど激しいものではないが、てんさいなど好適な寄主に隣接したほ場では、葉脈沿いに潜孔が集中する被害の目立つ葉も認められた。また、みずなは好適な寄主と考えられ、葉に多数残された径1mm程度の白色の成虫食痕や幼虫による潜葉痕(もぐり痕)により、出荷困難となる被害も発生した。
(病害虫防除所・胆振農業改良普及センター本所) |
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