北海道病害虫防除所
北海道立総合研究機構

[平成12年度新発生病害虫]

だいこんのクワヒョウタンゾウムシ(新寄主)


クワヒョウタンゾウムシによる被害

発生時期
平成12年6月下旬
発生場所
厚沢部町
被害の様相
根先端部の伸長が不良で、根部に小さな食痕が見られた。
特徴
深さ5cm前後の土中に、体長5〜6mmのゾウムシ幼虫が見つかり、クワヒョウタンゾウムシScepticus tigrinus Roelofsの成虫が葉かげに見つかった。本種は成虫・幼虫の両態で越冬し、広食性であることなどから、幼虫も本種であると推定した。このほ場の前作は小豆で、だいこんのは種前にダイアジノン粒剤とテフルトリン粒剤の全層処理を行っている。 

(道南農試)



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