北海道病害虫防除所
北海道立総合研究機構

[平成12年度新発生病害虫]

牧草・とうもろこしのコバネイナゴ(新寄主)


コバネイナゴによる被害

発生時期
平成12年7月
発生場所
今金町・瀬棚町
被害の様相
食害する。
特徴
コバネイナゴOxya yezoensis Matsumuraが前年に引き続き多発した。刈取りを放棄したため、減収程度は明らかではなかった。また、瀬棚町でも8月中旬に、沢沿い傾斜地にある放牧地1haに、スジコガネ幼虫・トノサマバッタ・ヒシバッタ類とともに多発した。コバネイナゴは隣接するとうもろこしほ場にも移動し、周縁部2列の葉を主脈を残して食べ尽くしたが、MEP剤の散布により駆除できた。

(道南農試)



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