北海道病害虫防除所 北海道立総合研究機構
1996年6月、旭川市の収穫期のハウス栽培ラディツシュ(品種「チェルシー」)が円形に加害される被害が発生した。ゴミムシの成虫が直接根部を加害するため商品価値が全くなくなる。加藤敏行氏(ササキ種苗)の同定により、マルガタゴミムシAmara chalcites Dejeanであることが明らかになった。本種によるだいこんの被害が既に報告されている。なお、1991年8月にも旭川市のハウス栽培で同様の被害が発生しており、これも本種による加害であった。
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