1996年の9月上旬に多発し、小豆・手亡の新葉および未熟莢を食害した。とくに5cm長以内の未熟莢は好まれるようで、先端から丸かじりはせずに、半身を削ぐように食べていた。この時期の若い莢がどれだけ収量に貢献するかは、その後の気象経過にも影響されるが、やや早発した場合は直接害と評価されて良い。有効莢の生育期間中は、ヨトウガ・ツメクサガとともに発生に注意すべきであろう。このような食害のしかたについては、これまで記録がなかった。
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