北海道病害虫防除所 北海道立総合研究機構
平成6年8月上旬に深川市の露地栽培コスモス(ベルサイユ)で、一部の花弁の伸長が悪い花が発見された。がくと花蕾基部の間に多数のアブラムシが寄生していた。コスモスは花蕾の生育が悪いと(横の径が11mm以下)、花弁の伸長が不安定となる。アブラムシの寄生していた花蕾の開花後の花弁は全体的に脱色し、花弁の退化も認められた。寄生していたのはワタアブラムシ Aphis gossypii Gloverであった。
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