平成5年7月中旬から岩内郡共和町南幌似の一圃場(20a)で生育中のメロン「サッポロレッド」の表面にサカモリコイタダニ Oribatula sakamorii Aoki が群生し、商品価値を著しく損ねる現象が見られた。果実に対する直接的な被害は見られなかったものの、出荷時には本虫を除去する対策が必要とされた。府県ではプリンスメロンに群生して果皮に小斑点をつける被害が知られている。なお、ウリ類では育苗中にしばしば多発し、葉に小さな穴を開けたり縮葉などの被害症状となることが確認されている。
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