北海道病害虫防除所
北海道立総合研究機構
平成3年5月21日斜里郡小清水町止別で移植後のてん菜の葉のふちが小さくえぐり取られる様に食害されており、株近くの土中の穴よりゾウムシ成虫が確認された。この成虫は、シラフヒョウタンゾウムシ
Meotiorhynchus guerendus と同定された(中央農試稲作部・古川勝弘氏)。
本種は菜豆、馬鈴しょ、小豆及びタマネギの害虫であり、成虫のてん菜への加害は室内放飼試験では認められていたが(秋山・鳥倉、昭和59年)、圃場での確認は今までされていなかった。
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