北海道病害虫防除所
北海道立総合研究機構

[昭和61年度新発生病害虫]

ひまわりの黒斑病

(1986年−昭和61年)


 本病病原菌は Alternaria Helianthi (Hansford)Tubaki et Nishihara であり、昭和57年8月下旬広島町などで確認され、その後毎年発生している。まず下葉から発生し、はじめ直径3〜10oの小型不整形の黒褐色の斑点が形成され、その後病斑は拡大ゆ合し直径10〜20oの不定形病斑となり、病斑の外縁は黄色のハローを生じた。病斑中心部は破れて孔があくこともあり、さらに、茎、葉柄、頭花にも紡錘形の黒色病斑を生ずる。
 病斑中心部はややへこみ次第に拡大する。

(中央農試)


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