昭和55年8月に、札幌市(北農試)で従来の黒さび病と別種のさび病が多発生した。夏胞子堆の形状は黒さび病に酷似しているが、冬胞子が単胞の点で異なる。病原菌は草地試により Uromyces dactylidis var. dactylidis と同定された。なお、北農試以外での発生は確認されておらず、寄主範囲などについては草地試で検討中である。また、冷夏に多発生の恐れがある。
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