昭和54年5月中下旬士幌町及び芽室町の直播てん菜に、本種 Migiwa Quadrillum Candezeの発生が認められた。特に士幌町での発生が多く、廃耕面積4ha、被害株率30〜40%に達した農家が13戸にも及んだ。幼虫は発芽時の幼苗、地下部の胚軸に食入加害し、このため枯死、欠株となる。なお、これらの地域では今後の発生に注意を要する。本種の同定は大平仁夫氏による。
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