北海道病害虫防除所
北海道立総合研究機構

[昭和39年度新発生病害虫]

葉鞘褐変病(仮称)

(1964年−昭和39年)


 本病は道央、道北地帯を中心に出穂前後のイネに多発し不ねんを招き、また品質を低下させて注視されたが、過去においても低冷陰曇な年には多発した記録が少なくない。
 本年は主に早生種に発生したが病原菌は1種の細菌(Pseudomonas sp.)によるもので、現在のところ防除法は検討中であるが銅水和剤(400−600倍)を発生初期から2、3回散布することにより軽減できる。


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