北海道病害虫防除所
北海道立総合研究機構
[平成28年度新発生病害虫]
リーキの葉枯病(病原の変更)
平成23年9月、北斗市の露地栽培リーキ(品種:「ポトフ」)の葉に褐色の楕円形病斑を形成する病害が発生し、病原菌を形態的特徴に基づきStemphylium vesicariumとして平成24年に新発生病害として報告した。その後、4遺伝子・DNA領域(rDNA-ITS、 EF-1α、 GPD、 vmaA-vpsA)について分子系統解析を行った結果Stemphylium sp. subgroup C2と再同定された。なお、Stemphylium sp. subgroup C2はネギ葉枯病と同一の病原菌である。
(中央農試)
写真 リーキの葉枯病(道南農試 三澤 原図)
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