北海道病害虫防除所
北海道立総合研究機構
調査の適期は、卵塊数がピークとなる時を中心とした約10日の期間です。以下のいずれかの方法を用い、ほ場観察を励行するとともに、発生予察情報を活用します。
はじめて25℃を越えた日 |
調査適期 |
5月21日 |
6月21日 |
22〜24日 |
6月22日 |
25〜27日 |
6月23日 |
28〜31日 |
6月24日 |
6月1〜3日 |
6月25日 |
4〜6日 |
6月26日 |
7〜10日 |
6月27日 |
11〜13日 |
6月28日 |
14〜16日 |
6月29日 |
17〜20日 |
6月30日 |
21〜23日 |
7月1日 |
24〜26日 |
7月2日 |
27〜30日 |
7月3日 |
7月1〜3日 |
7月4日 |
4〜5日 |
7月5日 |
調査は、全水田を行う必要はなく、苗質や移植時期が異なる水田、小型の水田、屋敷や立木に囲まれた水田、飛び地の水田など、特徴的な水田を選んで行う。
調査は、対象水田の任意の場所で、畦畔際から2〜3m入ってから始める。ただし、風通しやイネの生育の良否、山林・河畔林・幹線道路などに接しているか否かで発生が違うことがあるので注意する。
任意(無作為)に選んだ株を対象に、この虫見番を使って、1箇所につき5〜10株でおおよその防除要否を判定する。
調査は、1〜3粒程度の小卵塊や葉裏の卵塊の数え落としに特に注意せず、孵化殻も数えず、能率的に行う。