平成13年度 病害虫発生予察情報 第2号

5月予報

平成13年4月25日 北海道病害虫防除所

(連絡先:予察課 Tel.01238(9)2080(内)323

       Fax.01238(9)2082


季節予報(付記)によれば、5月は高気圧と低気圧が交互に通過し、天気は周期的に変わる、気温は平年並だが、寒暖の変動が大きく、晩霜のおそれがあると見込まれています。また、平均気温、降水量とも平年並と予報されています。
このようなことから多めの発生が予想される病害虫は、水稲のイネドロオイムシ、ヒメトビウンカ、小麦の赤さび病、りんごの腐らん病、リンゴハダニ、ギンモンハモグリガです。

A.水稲
B.小麦
C.とうもろこし及び豆類
D.てんさい
E.りんご
季節予報

A.水稲

ばか苗病  発生量:並

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 近年の発生量は、種子消毒の普及および苗床での発病苗の抜き取りにより少なく推移している。
    2. 本田での発生も少なく種子の保菌率は低いと考えられる。
    3. 発生量は平年並の少発生と予想される。

  2. 防除対策
    1. 発病苗は抜き取り、本田に発病苗を持ち込まないように注意する。

育苗期の細菌性病害(苗立枯細菌病・褐条病)  発生量:並

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 褐条病の発生は種子予措条件(特に催芽)の影響を大きく受ける。
    2. 苗立枯細菌病の発生は育苗管理の影響が大きく、高温・多湿条件下で発病が助長される。
    3. 近年の発生量は種子消毒の普及、適切なハウス管理により両病害とも少なく推移している。
    4. 5月の気温は平年並と予報されていることから、発生量は平年並と予想される。

  2. 防除対策
    1. ハウスの換気を行い、出芽以降のハウス内温度を25℃以上にしない。
    2. 過湿をさけるため灌水量は必要最少限とし、晴天時の早朝に灌水する。
    3. 苗立枯細菌病は、灌水で隣接した育苗箱に移るので、発見後直ちに箱ごと処分する。
    4. 苗立枯細菌病に感染した苗、重症の褐条病苗(鞘葉より上位の葉まで発病している苗)は、本田に移植しても枯死するので移植しない。

苗立枯病  発生量:並

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 育苗期間中の平均気温は平年並と予報されていることから、発生量も平年並と予想される。

  2. 防除対策
    1. 適切なハウス管理を行い、極端な低温・高温を避け、灌水量は必要最小限とし、晴天時の早朝に灌水する。
    2. ハウスの換気に努め、ムレ苗にならないように注意する。
    3. 発病を認めた場合には、まん延防止のため、防除基準に準拠して薬剤をかん注する。

イネミギワバエ  発生期:やや早  発生量:並

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 昨年は全道的に平年並の発生で被害はほとんど認められなかった。
    2. 第1回成虫は4月中旬から下旬に出現し、水田周辺のイネ科雑草で繁殖し、第2回成虫が移植後の本田に飛来する。
    3. 融雪期は道央の一部で早く全道的にはやや遅れ気味ではあったが、4月の高温経過から第1回成虫の発生期は平年よりやや早まると見込まれる。
    4. 融雪が早く4月下旬頃までの気温が高い場合は、第1回成虫の繁殖活動が盛んとなり、 5月下旬が低温に経過すると、第2回成虫の産卵活動に好適であるとされている。
    5. 4月が高温経過であったことから第1回成虫の繁殖活動に好適であったと考えられるが、昨年の発生量からみて水田に飛来する量はほぼ平年並と見込まれる。

  2. 防除対策
    1. 移植前に水路などのイネ科雑草に卵や食害が目立った場合は、他の初期害虫の防除を兼ねて育苗箱施用を実施する。
    2. 成虫は水辺を好み水面歩行できることから、深水にすると浮き葉が多くなり産卵が助長され被害が多くなるので、極端な深水は避ける。

イネハモグリバエ  発生期:やや早〜並  発生量:並

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 前年の発生期は平年並で発生量はやや少なかった。
    2. 第1回成虫は5月下旬頃水田付近の地表で越冬した蛹より羽化し、移植直後の本田に飛来する。
    3. 4〜5月が高温で経過すると成虫の発生が早くなる。
    4. 4月は高温経過であったものの、5月の気温は平年並と予報されていることから、発生期はやや早から平年並で、発生量は平年並と予想される。

  2. 防除対策
    1. 常発地では育苗箱施用を行う。
    2. 成虫は移植後の稲に集まり、葉に掻き傷を作ると同時にその一部に産卵することから、成虫の発生盛期から産卵盛期に薬剤防除を実施する。

イネミズゾウムシ  発生期:並  発生量:並

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 前年の発生面積は平年並で、被害面積は少なく、大野町・比布町の定点とも新成虫の発生は少なめであった。。
    2. 越冬成虫は5月の下旬頃より活動を始め、移植と同時に水田に侵入する。
    3. 5月の気温は平年並と予報されていることから、発生期は平年並で前年の新成虫の発生から発生量は平年並と予想される。

  2. 防除対策
    1. 不良苗で被害が助長されるので、健苗育成に努め、適正な管理によって稲体を健全に保つよう心掛ける。
    2. 前年多発した地域では、イネミギワバエ・イネドロオイムシなどの初期害虫の防除を兼ねて育苗箱施用を行う。

イネドロオイムシ  発生期:並  発生量:並〜やや多

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 前年は石狩・渡島・網走支庁管内で多めの発生となったものの、全道的には平年並の発生で、大野町・岩見沢市・比布町の各定点とも新成虫の発生が多かった。
    2. 年1回の発生で、越冬成虫が5月下旬頃から移植直後の水田に移動し、葉を食害し卵塊を葉の表面に産み付ける。孵化幼虫も葉を食害し、葉の上で蛹となる。
    3. 5月の気温は平年並と予報されていることから、成虫の発生期は平年並で、越冬量から発生量は平年並からやや多と見込まれる。

  2. 防除対策
    1. 例年多発する地帯では、初期害虫の防除を兼ねて育苗箱施用を行う。

ヒメトビウンカ  発生期:やや早〜並  発生量:やや多

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 前年は全道的に発生が少なかったものの、高温経過から秋期に成虫が増加した。
    2. 幼虫態で畦畔などの雑草地で越冬し、5月中〜下旬に成虫となり水田に侵入し、秋まで水田内で増殖を繰り返す。
    3. 4月の気温が高めで5月は平年並と予報されていることから、成虫の発生期はやや早から平年並と予想される。また、昨年秋の成虫量からみて発生量はやや多と予想される。

  2. 防除対策
    1. 稲縞葉枯病の常発地帯では、越冬幼虫の活動が活発化する4月下旬後半〜5月上旬にすくい取り調査を実施し、発生量を把握する。越冬幼虫が多い場合は畦畔防除を実施する。
    2. 防除に当たっては育苗箱施用、水面施用、本田茎葉散布を組合せた総合的防除を実施する。
    3. 上川中央部では越冬前幼虫の保毒虫率が前年より低い。
越冬前幼虫の保毒虫率
(平成12年度秋期採集)
採集地点
(検定地点数)
保毒虫率(%)
平成11年 平成12年
上川農試(1) 2.9 1.2
旭川市(2) 2.1 0.2
東川町(1) 8.3 8.9
美瑛町(2) 2.6 0.0
当麻町(1) 7.4 4.4


B.小麦

うどんこ病 発生期:並  発生量:並

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 秋まき小麦の越冬状態は良好で茎数は十分確保されていると思われる。
    2. 15〜20℃で乾燥気味の気象条件は本病の発生に好適である。また、曇雨天が続いたり、厚まきや窒素肥料の過用による小麦の軟弱な生育は、本病の発生を助長する。
    3. 主要作付品種「ホクシン」がうどんこ病に抵抗性である。
    4. 5〜6月の気温は平年並、降水量は平年並と予報されていることから、発生期は平年並、発生量も平年並と予想される。

  2. 防除対策
    1. 罹病性品種の栽培ほ場では防除基準に準拠して薬剤散布を行う。
    2. 被害許容水準は、穂揃期〜開花期における止葉の病斑面積率が0.5%以下である。つまり、穂・止葉(F)・止葉の1枚下の葉(F-1)をうどんこ病から保護すればよいので、F-1葉展開期からの防除が重要である。
    3. DMI剤の感受性の低下が確認された地域では、本剤散布は1回のみとする。

赤さび病  発生期:既発(早)  発生量:並〜やや多

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 秋まき小麦の越冬状態は良好で茎数は十分確保されていると思われる。
    2. 本病は高温少雨で発病が助長される。特に気温に非常に大きく影響を受け、高温で急激に発病が増加する。
    3. 本年は既に平年よりかなり早く初発が確認されている。
    4. 主要品種が「ホクシン」に置き換わって以来、近年徐々に発生が目立ってきており、前年の発生量は多かったため、菌密度は高いと思われる。
    5. 5〜6月の気温は平年並、降水量は平年並と予報されていることから、発生量は平年並からやや多と予想される。

  2. 防除対策
    1. 「ホクシン」は本病に弱いため発生状況に注意し、止葉展開期から穂ばらみ期にかけて茎葉散布を行う。

眼紋病  発生期:既発  発生量:並

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 秋まき小麦の越冬状態は良好で、茎数は十分確保されている。
    2. 5月の気温は平年並、降水量は平年並と予報されている。
    3. 発生量は平年並と予想されるが、連作畑・転換畑では注意が必要である。

  2. 防除対策
    1. ほ場の排水を良好にする。
    2. 本病にかかると倒伏しやすくなるため、窒素質肥料の追肥は適正な量を行う。
    3. 防除基準に準拠して薬剤散布を行う。

ムギクロハモグリバエ  発生期:並  発生量:少

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 前年は全道的に平年並の少発生で、訓子府町の定点での発生量は少なかった。
    2. 年2回の発生で、蛹で土中越冬する。成虫は5月中旬頃から羽化し、6月上旬頃から産卵管で麦の葉に引っ掻き傷を作り、傷口部分に卵を産みつける。
    3. 5月の気温は平年並と予報されていることから、発生期は平年並で、前年の発生状況から発生量は少ないと予想される。

  2. 防除対策
    1. 被害を軽くするためには葉の生育を盛んにすることが大切である。
    2. 成虫による掻き傷葉率が50%を越えた場合は、防除基準に準拠して薬剤散布を行う。

ムギキモグリバエ  発生期:やや早  発生量:並

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 前年は全道的に発生は少なかった。
    2. 加害植物の茎内で越冬した幼虫は、4月下旬頃から蛹に、5月下旬頃から成虫となり、麦の葉舌付近に産卵する。孵化した幼虫は葉鞘内に侵入し内部を食害する。
    3. これまでの低温経過から発生期はやや早いと予想される。
    4. 融雪期がやや遅かったものの乾燥傾向から春まき小麦のは種が順調に進むと予想されるため、被害は平年並と見込まれる。

  2. 防除対策
    1. 春まき小麦では、遅まきになるほど加害期間が長くなるので早期は種に努める。
    2. 春まき小麦では、4月は種で4.5葉〜6葉期、5月上旬は種で3〜6葉期、5月中旬以降のは種では1.5〜6葉期の間、発生に十分注意する。

C.とうもろこし及び豆類

タネバエ  発生量:並

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 成虫は、畑を耕起した直後の湿り気を帯びた土壌に引き寄せられ、土壌の間に点々と卵を産みつける。
    2. は種期に雨が多く土壌水分が高いときに被害が多くなる傾向がある。
    3. 本害虫は常時発生していることから、発生量(被害量)はは種期の天候に左右されるが、5月の気温は平年並と予報されていることから発生量はほぼ平年並と予想される。

  2. 防除対策
    1. 有機質肥料の施用は、成虫を誘引し被害を多くするので避ける。
    2. 牧草の後作等未分解有機質のすき込み直後のは種は被害が多くなるので、十分分解が進んでからは種する。

D.てんさい

テンサイトビハムシ  発生期:並  発生量:並

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 前年は檜山・後志支庁管内でやや多かったものの、全道的には平年並の発生であった。
    2. 年1回の発生で、ササ自生地の落葉の間などで成虫越冬し、5月に入り気温が15℃以上の晴天の日に行動が活発となり、てんさい・シロザ・ギシギシなどに飛来する。
    3. 5月の平均気温はほぼ平年並と予報されていることから、越冬成虫の活動開始期は平年並で、発生量は平年並と予想される。

  2. 防除対策
    1. ササの自生地やタデ科の雑草地が近くにあると被害が多くなるので注意する。
    2. 薬剤防除は発芽直後または移植直後からの早期防除が効果的である。


E.りんご

モニリア病  発生期:やや早 発生量:やや少

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. りんごの生育はやや早い地域が多いと思われるため、発生期はやや早と予想される。
    2. 伝染源となる前年の実腐れの発生量はやや少であった。
    3. 本病は、融雪後長期間地面が湿っていると多発する。また展葉期から開花期の低温多湿も発病に好適である。
    4. 本年は、4月中旬の気温がかなり高く経過したため、園地の乾きが促進された。
    5. 5月の気温は平年並、降水量も平年並と予報されている。

  2. 防除対策
    1. 本病は展葉の初期から発病するので、発芽期と発芽10日後の防除が重要である。
    2. 融雪水が停滞する場所は、溝切りを行い表面水の早期除去により園地の乾燥を図る。
    3. 葉腐れ・花腐れ被害葉の摘み取りを行い、実腐れ・株腐れの発病防止に努める。
    4. 葉腐れの発生が見られた場合は、開花直前の黒星病防除に実腐れにも効果の高い薬剤を選択する。
    5. 実腐れや株腐れは越冬して翌年以降の伝染源となるので特に処分を徹底する。
    6. 本病は定着性の強い病害で園地間差が大きく、常発園以外では急に多発することはない。しかし、菌核からのキノコの発生は2〜3年可能と考えられるので、近年、葉・花腐が多発した園地では効果の高い薬剤を選択し、防除適期を失しないように注意する。

黒星病  発生期:並 発生量:並

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 近年少発生に推移しているので、伝染源密度は低いと考えられる。
    2. 本病は開花直前からの多雨、夏の冷涼多雨で多発する。
    3. 5〜6月の気温は平年並、降水量は平年並と予報されていることから、発生期は平年並、発生量も平年並と予想される。

  2. 防除対策
    1. 防除基準に準拠し、初期防除(開花前から)に努める。
    2. 発生園では防除間隔は10日以上あけない。
    3. 散布量不足や散布むらに注意する。
    4. 特に前年に多発した園では発生が多くなることが予想されるので、防除適期を失しないように注意する。

腐らん病  発生量:多

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 近年発生が増加傾向にあり、罹病部の除去、薬剤塗布が追いつかない状況である。

  2. 防除対策
    1. 発見後直ちに被害部は完全に削り取り薬剤を塗布する。7月になると病斑を発見しづらくなるので削り取りは早期に行う。
    2. 除去した被害部および剪定枝は放置せずに処分する。剪定枝は健全であっても園内に放置しない。
    3. 剪定の切り口、凍害を受けた枝および風雪害の裂傷部にはゆ合剤を塗布する。
    4. 発芽期以降も胞子は飛散しているため、落花20日後までの他病害の防除には腐らん病に効果のある薬剤を選択する。薬剤散布にあたっては、薬剤が枝幹に十分に付着するように注意する。
    5. 病斑を除去してもその周辺から再発する可能性があるので、その後も気をつけて観察を続ける。

リンゴハダニ  発生期:やや早 発生量:やや多

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 前年の発生量は、ナミハダニ・リンゴハダニとも少なかったが、リンゴハダニは秋に多めの発生となった。
    2. リンゴハダニの越冬卵は、5月上旬頃より孵化し始め、中旬に孵化最盛期となり、6月上旬に花そう葉で発生が目立つ。ナミハダニの越冬成虫は4月頃から活動を開始するが、発生が見られるのは6月下旬以降となる。
    3. これまでの気象経過から、リンゴハダニの孵化期は平年よりやや早くなると想定される。発生量は、前年秋のリンゴハダニが多めであったことからやや多いと予想される。

  2. 防除対策
    1. 同一系統の薬剤を使用すると薬剤抵抗性の発達が急速に進むので、異なる系統の薬剤のローテーション散布を実施する。
    2. 開花期の防除には訪花昆虫に影響の少ない薬剤を選択する。

ハマキムシ類  発生期:やや早〜並 発生量:やや少

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 前年は開花期の花そう被害、夏場の新梢被害とも平年より少なかった。
    2. 幼虫で越冬するリンゴコカクモンハマキなどは、4月下旬より活動を始め芽や葉、新梢先端を食害し、卵越冬のミダレカクモンハマキなどでは、5月始めから孵化し葉を綴り合わせ被害を出す。
    3. 5月の気温は平年並と見込まれているものの、これまでの高温経過から発生期はやや早から平年並と想定され、前年の発生状況から発生量はやや少と予想される。

  2. 防除対策
    1. 開花期の防除にはBT剤など訪花昆虫に影響の少ない薬剤を選択する。

ギンモンハモグリガ  発生期:並 発生量:やや多

  1. 発生経過と予報の根拠
    1. 昨年の発生量が多かったことから、越冬成虫量が多いと予想される。
    2. 5月の気温は平年並と予報されていることから、発生期は平年並と予想される。

  2. 防除対策
    1. 昨年発生の目立った園地では、防除基準に準拠し発生初期に薬剤を散布する。
    2. 散布が開花期にかかる場合は、訪花昆虫に影響の少ない薬剤を選択する。
    3. 本種の幼虫は若い葉のみに寄生するため、夏期以降の加害は幼木を除き実害に結びつかない。



付記

北海道地方 3か月予報

(5月から7月までの天候見通し)

平成13年4月23日
札幌管区気象台発表

3か月(5〜7月)の気温の各階級の確率(%)

[気温]

北海道地方
20 50 30
気候的出現率
33 33 33
 
低い
平年並
高い

3か月平均気温は、平年並の可能性が大きく、その確率は50%です。

可能性の大きな天候見通し

5月
高気圧と低気圧が交互に通過し、天気は周期的に変わるでしょう。気温は平年並ですが、寒暖の変動が大きく、晩霜の恐れがあります。
6月
天気は概ね周期的に変わりますが、一時的にオホーツク海高気圧の影響を受け、天気がぐずつくでしょう。
7月
天気は概ね周期的に変わりますが、オホーツク海高気圧や気圧の谷の影響を受け、天気のぐずつく時期があるでしょう。

3か月間降水量は平年並でしょう。

要素 5月 6月 7月
気温 平年並 平年並 平年並
降水量 平年並 平年並 平年並



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