北海道病害虫防除所 北海道立総合研究機構
平成元年9月、長沼町で栽培するピーマン約2aにツメクサガの幼虫が発生し、葉を不規則に編目状に食害したり、甚だしい場合には果部の側面を食害して、大きな穴をあけるなどの被害が認められた。 本種は大、小豆などのマメ科作物の害虫であるが、寄生範囲は比較的広く花き類なども好んで加害する。発生地のピーマンは大豆畑に隣接していることから、これより侵入した可能性が高いと考えられるが、ピーマンへの寄生加害は初記録である。
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